2015年9月18日金曜日

太平洋沿岸に津波注意報 ~18日5時から8時頃、1mの津波到達予測~ 

 気象庁は、2015年9月18日、北海道~沖縄県までの太平洋沿岸に「津波注意報」を発表しました。
 「海岸や河川に近づかないでください。
  海の中にいる人、海岸や河川にいる人は、ただちに海から上がって海岸や河川から離れてください。

 津波到達予測時刻は、午前5時~午前8時で、予想される津波の高さは1mです。


<気象庁の津波注意報の発表状況、9月18日午前4時現在>



 各地の第一波の津波到達予想時刻(目安)は、次のとおりです。(いずれも、9月18日午前です、)

・北海道太平洋沿岸      5時~6時
・東北太平洋沿岸        5時30分~6時
・関東沿岸・小笠原諸島など 5時30分~6時
・東海沿岸            6時~6時30分
・近畿太平洋沿岸        6時30分~7時
・四国太平洋沿岸        6時30分~7時
・九州太平洋沿岸        7時~8時
・沖縄沿岸            7時~7時30分


 今回の津波は、9月17日7時54分ごろ、南米チリで起きたM(マグニチュード)8.3の巨大地震の影響によるもので「遠地地震(えんちじしん)」と呼ばれています。
 チリ沿岸で5m近く、ハワイで1mの津波が観測されていますので、十分な注意が必要です。

 「太平洋の反対側の地震なので遠いから安心」と思われるかも知れませんが、1960(昭和35)年5月24日には、今回と同じチリの巨大地震の影響で、日本沿岸に数メートルの津波が押し寄せ、死者・行方不明124人という大きな被害を出したこともあります。(「チリ津波」)

 「津波注意報」が解除されるまでは、十分、警戒してください。

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